西濃の森林だより特派員: 2011年1月アーカイブ

マツグミ

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前の週末の寒波で養老の山にもずいぶんたくさんの雪が降りました。
養老山麓に広がる 養老公園にもたくさんの雪が降り、まだ駐車場などは除雪の最中です。駐車場の除雪が終われば、芝生広場でそり遊びなどして頂くことが出来るようになるのですが、もうしばらくお待ち下さい。

養老公園と言えば 養老の滝 ですが、滝まで登る園路は まだ60センチ以上も雪が積もっています。また、雪で折れた木々によって塞がっているところもあります。そこで 今日は、園路の壊れたところがないか、どこに折れた木があるのか、滝まで巡回してきました。
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養老の滝は、こんな寒さの中でも 滔々と流れ落ちています。

さて、滝から流れ落ちる滝谷川の公園の入り口近くにある駐車場は、アカマツがたくさん生えています。そのアカマツの太いのが、雪で折れてしましました。

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折れたマツをよく見ると、ちょっと葉の様子が変です。幅の広い葉が混じっているように見えます。

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何だろう???

これは、ヤドリギの仲間で マツグミ です。
マツグミ    オオバヤドリギ科  マツグミ属   Taxillus kaempferi (DC.) Danser

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マツグミの根元は、このようにアカマツの枝にしっかりと食い込んでいます。こうやって松の枝にしっかりと食い込み、水分や、水分と同時に吸い上げる窒素をはじめとする様々な肥料成分も松から得ています。

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小さな丸いのが 実です。ヤドリギの仲間は、甘くて良く粘る粘液質の果肉を持っています。鳥がこの実を食べて糞をすると、糞が粘る糸を引き木の枝に引っかかります。枝に引っかかった糞から、種が発芽して、またヤドリギが出来る。こうして鳥に運ばれながら広がって行きます。

また 昔の子供は、このマツグミの実の粘液をチューインガムの代わりにしたり、鳥もちにして鳥や虫を捕まえるのに使ったそうです。

【投稿者:西美濃の森林だより特派員 水崎 貴久彦】

寒い日の楽しみ

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寒い日が続きます。
家の中でぬくぬくとしていればいいのですが、運動不足と腹回りが気になってきました。

自宅の近くにある里山に犬と散歩に行ってみようと思い立ち、やってきました。金華山の麓 達目洞です。
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この水路には、とても貴重な東海型のヒメコウホネが生えています。

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水の中は温度変化が小さいので、冬でも葉があります。よく見ると来春咲かせるつもりのつぼみも見えます。

ところで達目洞に来たのは、ヒメコウホネをご紹介するためではなく、ちょっと珍しい現象をご紹介するためです。

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達目の里山を探していると、あっ ありました。白い柔らかそうな物が見えますか??

シモバシラ   シソ科   シモバシラ属   Keiskea japonica Miq.

シモバシラという植物の枯れた軸に、霜柱が出来ているのです。
枯れた軸の中の水分が凍結して吹き出しています。寒い冬だから楽しむことが出来る現象です。

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寒いからとコタツに籠もっていないで ちょっと面白そうな物を探しに出歩いて見ませんか??
冬でも、いろいろな植物に出会えると思います。

【投稿者:西美濃の森林だより特派員 水崎 貴久彦】

茶色のバラ??

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公園の芝生の上に 茶色のバラの花が落ちていました。誰かが、枯れた花をむしって捨てたのでしょうか??
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誰だっ!こんなイタズラをするのは!!
でも、よく見ると ちょっとバラとは違います。

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手の上にのせてみると、大きさがわかりやすいかな?



じつは、これは ヒマラヤシーダー の 松ぼっくり の先端部分なんです。

ヒマラヤシーダー (別名:ヒマラヤスギ) マツ科 ヒマラヤスギ属 Cedrus deodara Loud.

アカマツやクロマツの松ぼっくりは、しっかりしていて一個丸々落ちてきますが、ヒマラヤスギの松ぼっくりは、バラバラと崩れてしまうようです。たまたま崩れずに軸が折れて落ちてきたのが、バラの花のように見えたのでした。
樹の上を良くさがしてみると、大人の握り拳くらいありそうな大きな松ぼっくりが並んでいました。

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【投稿者:西美濃の森林だより特派員 水崎 貴久彦】

サザンカ

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養老公園の楽市楽座・養老から養老天命反転地入り口に向かう途中、甘い花の香りがほのかに漂うところがありました。

童謡「たきび」(巽聖歌作詞・渡辺茂作曲)  ♪さざんか さざんか さいたみち たきびだ たきびだ おちばたき、、、♪  で、良くおなじみの サザンカの花が咲いていました。

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サザンカ ツバキ科ツバキ属  Camellia sasanqua Thunb. ex Murray  日本国内では、沖縄、九州と、本州、四国の一部に自生しています。野生の物は白い花が多いようですが、園芸品種はピンクや赤など様々な色があります。

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ツバキと違い、花びらがバラバラに落ちる事で見分けられたりしますが、雄しべの軸(花糸)の基部まで一本づつ分かれている事でも見分ける事が出来ます。

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【投稿者:西美濃の森林だより特派員 水崎 貴久彦】


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