西濃の森林だより: 2009年2月アーカイブ

ニホンズイセン

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立春、節分が過ぎ、いよいよ春間近です。養老公園の中で春を探すと、一番に咲き始めるのが、ウメとニホンズイセンです。

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この二つの植物に共通するのは、とても香りがよいことと、古い時代の帰化植物であると言うこと。こういった植物を史前帰化植物と言います。
外来生物規制法で扱うのは、明治期以降の生物ですから、この法律の扱いからは外れます。
特にニホンズイセンは、海岸地帯などの自生地が観光開発されたりしていますので、既に日本の景観を作る重要な植物と言えそうです。また、ウメは和歌に詠まれたりしており、日本の文化を支える重要な植物です。帰化植物と言っても、一概に悪者のような扱いはできないのです。

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ニホンズイセン ヒガンバナ科(ユリ科)スイセン属 Narcissus tazetta var. chinensis
地中海地方が原産地のようですが、室町時代以前に日本に帰化した植物で、暖かい海岸地方では自生して大きな群落を作っているところもあります。

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スイセンの花をよく見ると、白い花びらと、黄色いカップのような部分に分けることができます。でも本当は、白い花びらのように見える部分のうち、外側に着い ている3枚は花萼(かがく)で、内側の3枚が本当の花弁です。また黄色のカップの部分は、副花冠(ふくかかん)と言い、花弁が変化した物です。

【投稿者:西美濃の森林だより特派員 水崎 貴久彦】

2010年4月

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