西濃の森林だより: 2010年6月アーカイブ

タイサンボク

|
養老公園のこどもの国にある芝生の広場で白い大きな花が見られるようになりました。
IMG_6210-3.jpg

モクレン科 モクレン属 タイサンボク Magnolia grandiflora L.

アメリカのフロリダ半島周辺が原産の樹木ですが、130年ほど前に日本に輸入されました。梅雨時期に涼しげな花を咲かせるので、大変に親しまれており俳句などにも多く詠われています。

タイサンボクの葉は、肉厚で表面が非常にツヤツヤしています。裏側は茶色の短い毛がびっしり生えており、まるでビロードのようです。

IMG_6212-3.jpg

また白い花は、高いところに咲いているのであまり感じませんが、子供の顔ぐらいの大きさです。モクレンの仲間の特徴で、花弁の中央に雌しべと雄しべが一緒になった軸があります。また、大層甘い良い香りがします。


【 投稿者:西美濃の森林だより特派員 水崎 貴久彦 】

ヤマボウシ

|
養老公園のあちこちで、ヤマボウシの花が開いています。
IMG_6136.jpg

これは公園のゴルフ場の近くにあるヤマボウシです。
IMG_6140.jpg

ミズキ科 ヤマボウシ属 ヤマボウシ
Benthamidia japonica (Sieb. et Zucc.) Hara

ハナミズキによく似ているのですが、違いがわかるでしょうか。
ハナミズキは、この総苞片の先端がくぼんでいますけど、ヤマボウシはピンと尖っています。

実になると全く違うのですが、花はよく似ています。
ちなみに、ヤマボウシの実の果肉はとても甘くて美味しいんです。香りと酸味がないのですが。
今年はたくさん生りそうですから、ジャムでも作る事を考えてみましょうか。

【 投稿者:西美濃の森林だより特派員 水崎 貴久彦 】


クスノキ

|
養老公園 こどもの国 には、たくさんのクスノキが生えています。
白っぽく見えるのがクスノキです。
今、ちょうど無数の小さな花を咲かせています。
IMG_6111.jpg

ただ花と言っても、目立つ花ではなく、本当に地味な花です。
IMG_6113.jpg

クスノキ科 ニッケイ属 クスノキ   Cinnamomum camphora (L.) Presl

学名は、シナモンの仲間で樟脳(カンファー)が採れる そんな意味でしょうか。
樟脳を含む材木は腐りにくく、また緻密な材なので大層有用に使われていたようです。さらに樟脳が採れることもあり、非常に重要な林業樹木でした。

確か、星新一氏の父親は台湾でこの樟脳採取を行う事業をしていました。
第二次大戦前の日本は、世界一の産出量を誇った時期もありました。
樟脳は、防虫剤だけではなく、セルロイドの原料にもなりますから、今の石油のように様々なところに使われていたのでしょう。

【 投稿者:西美濃の森林だより特派員 水崎 貴久彦 】

2010年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

カテゴリ